圃場準備
耕耘、堆肥、石灰散布による圃場準備。
多くが耕作放棄地であった場所であるため、
ロータリー耕は多めに行う。
土壌診断を行った。
作付け前歴のない圃場であったので、
土壌改良から行う必要が生じた。
ようりん、石灰の大量施用、酸度調整、
ネキリムシ対策、粗大有機物の分解促進など。
多くの資材、多くのコストが生じる。
今後、石対策が必要。


資材準備
作付を始めるにあたり、資材の準備。
マニュアスプレッダ、サブソイラー、
高畝マルチャー、ライムソアーも導入。
マルチ下灌水のための設備も自作した。


作付、播種開始
4月27日よりゴールドラッシュネオから播種開始。
べた掛けを行う。
出荷計画に合わせる計画的な播種をするための
経験が必要であると痛感。
木曽の気候と積算温度、
花芽形成といったデータの記録を行う。
試みとして、ゴールドラッシュ系の早晩性に合わせた
段階的な品種切り替えによる播種をしている。


緑肥試験開始
耕作放棄地を耕耘して緑肥用、
兼景観用のカラシナ、ひまわりなどを播種。
耕耘は2回、石灰窒素によるある程度の雑草防除
→鶏糞散布→種子バラマキ→ロータリーによる覆土、が手順。
現在発芽が見られるが、多年生雑草が優占している。
除草剤を最初の段階で散布することも考えるべきか?


営業講座
観光大使を講師として招き、
ふらっと木曾のイベントとして、
営業、商談に関するスキル、
交渉術に関する講座を行った。
イベントの企画は初であり、
集客上の課題も残ったが、
内容には得るものが多かったとの好評を得た。


圃場準備
名古屋生活クラブの社員10名による
圃場視察、商談、取材、農作業体験。
播種といったありふれた体験よりも、
開墾地の石ひろいといった、中山間地、耕作放棄地ならではの
苦労を知ることが出来る体験が好評を博した。
今後取引をすることになるが、こちらの理念、
背景を理解し、紹介をしながら売ってくださるとのこと。


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