“子どもに原体験を届け続けます”と
“人と人の間で伴走伴歩し続ける”を
テーマに活動中の平野らすかる隊員。
大自然に翻弄されながらの冒険譚や、
木祖村を拠点とした自分ならではの生業を
探し求める日々をチラ見せします。
慣れずとも好きになりゆく
移り住みて4度目の冬。
寒さがジワリと身に沁みて
骨に応える季節の訪れに、
慌てふためき身構えて腹をぐるぐる括ってます。
口を揃えて行き交う人は
「住めば慣れる」
とおっしゃいますが、
私の身体は頑なで、
慣れる素振りを見せません。
鹿児島生まれで南国育ちが所以でしょう。
そんなこんなで未だに「寒さ」が
苦手なままではありますが、
気づけばいつしかおかげさまで
「冬」を好きになってしまいました。
真っ白な道路、ほかほかの肉まん、
白銀の河原、子どもたちとの雪遊び、
白化粧の木々、わいわい囲む鍋料理、
ゲレンデの粉雪、ぐいっと嗜む燗の酒。
木祖村で味わう美しい景色やおいしい体験に、
心を鷲掴みにされたようです。
大人になってからも
「原体験」を楽しめる場所、木祖村。
この魅力を皆に伝えることこそが、
私のミッションです。
これからも
「子どもたちに原体験を届け続ける」を軸に、
地域に根ざして活動します。
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