木工家としての自身の経験を活かしつつ
木祖村での木工振興に携わる桑葉隊員
暑さ飛ばす爽やかな香り

8月の初め名古屋市科学館で行われた
木曽檜触れるワークショップ。
夏休みの小学生親子向けの科学実験を
主体とした毎年恒例のイベントになりました。
私が携わるようになって4年となり
イベント自体の安定感と信頼感と共に、
参加者の反響と反応が良くなっていくのが感じ取れます。
本題の檜に触れる内容はなんなのかというと
檜の荒い粉からアロマオイルを抽出する実験と
檜の鉋屑を使ったポンポン作りの二本立て。
檜の香りを引き出すとあって
実験室はとてもいい香りに包まれ、
その空間で檜自体を裂くという体験を通して
木の違った側面を感じてもらいます。
普段接することの少ない生木を
更に感じられる体験は私達木祖村の人からしても
特別な体験だと思います。
こういった活動は木工振興の一環で行なっていることですが
木祖村の外に多く発信するだけではなく、
村内に向けても発信していかないと
自然の持っている違った側面を知ってもらうことも
大事な事だと最近思う事もあり木工振興のあり方を
また考えさせられるイベントとなりました。
今後の村への発信をご期待ください。



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