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坂口佳奈さんインタビュー|観光から歴史文化へ、木祖村での活動

郷土の祭りに関する展示の前に立つ坂口佳奈さん ◆ インタビュー

2024年12月のインタビュー

坂口佳奈さん(2020年12月入隊)
所属:木祖村教育委員会 任務:村の資源を使った観光のお手伝い

郷土の祭りに関する展示の前に立つ坂口佳奈さん
郷土の祭りに関する展示の前に立つ坂口佳奈さん

木祖村の協力隊を選んだ理由は?

移住を決めたのは2020年に新型コロナウィルスが世界中で流行したことがきっかけです。当時は東京で暮らしており、便利で自由だと思っていた生活が一変し不安が募る中、改めて暮らしや仕事について考えるようになりました。

美術大学でお世話になった先生が隣の木曽町日義に移住したのをきっかけに、2017年頃から何度か木曽には訪れていました。畑から野菜を収穫したり山や川が近い暮らしが印象的で、木曽で一度暮らしてみようかと考えていた矢先、木祖村で協力隊の募集があり思い切って応募しました。

観光に関わる仕事をしていたので木祖村の協力隊に着任後、木祖村観光協会に出向し「観光に関わる仕事のお手伝い」をミッションとして活動することになりました。

実際に着任してみていかがですか?

着任当初はコロナ禍で観光客も少なくあまり活動ができなかったので、まずは木祖村を知ることを目標に観光の仕事の中で木祖村の歴史について調べたり、地域の方との交流で木曽の暮らしや伝統を知ったり、木祖村の文化財を調べ自分で見に行きました。

木祖村は夏が短く冬が長いので、冬は作物が採れず漬物や凍り豆腐など保存食が古くから作られてきた歴史など、自分が暮らしてきた土地にはない木祖村の生活様式や文化の違いは新鮮で魅力的に感じました。

コロナ禍が落ち着いた頃から観光案内や上下流交流のイベント出店、名古屋にある木祖村アンテナショップの店長など様々な仕事を行いました。着任して苦労したのが冬の寒さと雪でした。寒さで体調が不安定になったり水道が凍り水が出ず焦ったことも。時々、車で近くの温泉まで行きリフレッシュしていました。木祖村は、伊那、塩尻にも車でアクセスしやすいのが便利だと思います。一年目は辛抱しましたが、二年目からは無理なく冬を過ごすことができました。

任期終了後はどうする予定ですか?

現在はミッションを変更し、産業振興課から教育委員会に移動して学芸員の資格取得のため通信制の大学に通いながら、木祖村郷土館の活用方法を考えたり、資料整理や企画展の計画を担当しています。

ミッションを変更した理由は、任期終了後は観光に関わる生業を作るのではなく、文化芸術に関わる仕事をしていきたいと考えたからです。ミッション変更と所属課の変更は役場の担当職員さんと出向していた観光協会としっかり話をしながら決めました。

木祖村の歴史文化を楽しく伝えられるよう、卒業後も木祖村に住みながら郷土館に関わる仕事をしたいと考えています。

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