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【新年挨拶】平野佑典(ひらのらすかる)隊員【2024】

いつの間にやら明けまして、
はじまりましたねニューイヤー!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

わたくし平野は木祖村で
紅白観ながら年賀状制作中です(焦)

ゆく年くる年めぐる年
お世話になった皆さまに
こうしてご挨拶ができますこと
本当に嬉しく思います。

いつも応援いただきありがとうございます。

はてさて今回らすかるの
新年挨拶テーマはズバリ

人と人との間で
伴走伴歩し続ける

ということ。

新年の、いや、これからの
目標・抱負・目指す姿と言っても
差し支えないでしょう。

ささ、コタツにでも入ってさ、
ちょいとばかしのお付き合い
いただけますと嬉しいです。

それではどうぞ。
ごゆっくり。

子どもたちに原体験を届け続けています

改めて振り返ると、
木祖村に移り住んでから
3年という月日が経とうと
しております。

サラッとおさらいいたします。

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1年目、
出向先である奥木曽グリーンリゾートの
キャンプ場とスキー場がメインの活動拠点。

ワークショップやイベントを通じて、
村内外の来訪者に対しての
需要や動向を探りました。

絵本作家の妻と一緒にできる生業作りとして
子ども向けの事業展開を模索して、
がむしゃらに取り組みました。

上下流交流や自治体連携といった
村外の子どもたちに向けたものだけでなく、
村内の児童クラブや課外授業、親子レクなどの
ニーズも多いことに気づき

子どもたちに
原体験を届け続ける

を活動指針として掲げました。

 

2年目、
初年度で確立した
「子ども」「原体験」を軸に、
モノづくりやデザイン業などの「作る」
ワークショップやアクティビティ企画などの「遊ぶ」
メディア発信やイベント出展などの「届ける」
の3つを意識して活動を絞り込みました。

それを公言しながら歩くことで

村内の保育園、小学校、中学校をはじめ、
村外の高校、大学、市民団体、福祉施設、
保護者会、住宅展示場、お祭りマルシェ
etc…

次々と様々な分野からお声がけをいただき
領域や関係が一気に広がり始めました。

木曽広域連合や木曽地域振興局といった
木曽郡という括りでの活動も増え、
研修企画を通しての協力隊サポートに
力を入れた折り返し地点でもありました。

 

3年目、
前年度に広げた
「作る」「遊ぶ」「届ける」の活動を、
その場かぎりの単発で終わらせず、
循環し継続するものとして構想構築考案し
思案を重ねて模索しました。

具体的には、

同じワークショップを
木曽川流域の自治体で複数回実施し、
成果物や感想を活かした交流を行ったり、

公教育における課外授業で作成したものを
様々な媒体を用いて対外的な発信を行ったり、

協力隊同士の連携を深めて
コラボ商品開発や共創ワークショップをしたり、

観光大使のいっせーさんや
木のおもちゃ作家のナルカリクラフトさんと
村外イベントへの出張を行ったり、

皆さまの力を借りながら
先人に教えを賜りながら
卒隊後も見据えて着実に
歩みを進めました。

協力隊のサポート活動についても、
協力隊OBOGや行政担当者を
ぐるりぐるりと巻き込みながら、

協力隊制度に関わる
全ての人に対するアプローチとして、
確かな手応えを感じています。

サラッといかずに長々と、
気づけばあれよとこんな時間。

ご予定は大丈夫でしたか?

お話できるの嬉しくて、
お伝えできるの楽しくて、
ついつい長文となりますこと
ご容赦くださいませ。

あ、コーヒーでも淹れますね。
ひと息ついて、続きをどうぞ。

人と人との間で伴走伴歩し続けます

ひとりでは成し得ないことも多く、
様々な分野の人と交わる中で、

卒隊後の自分が地域に根ざした
活動として取り組み続け、

これからも必要とされ
ぼくだからこそできることが
見えてきました。

それは、1年目に掲げ突き進んできた

A:子どもたちに
  原体験を届け続ける

ことと、3年目にしてモヤモヤ模索中の

B:人と人との間で
  伴走伴歩し続ける

こと。

 

Aについては、これまで通り
教育現場や商業施設、
自治体催事などの様々な環境で、
絵本作家の妻や木工作家の友人、
行政職員の方などと共創し続けます。

Bについては、
求められるがままに取り組んで
村内外で少しずつ実績を積み重ねた、
協力隊のサポート活動がそれにあたります。

具体的には、
移住者(協力隊)と行政と地域の間に入り、
双方の話を聞き、研修の企画を立てたり、
アンケートを実施し、交流会を開催したり、

です。

農業・観光・産業振興等などと
ミッション分野が多岐にわたる
協力隊のあり方を模索し続けて

見えてきた課題は
協力体制度に関するノウハウが
蓄積&共有されていないことによる

協力隊制度の理解度のズレ
目指す成果の解像度のズレ

です。

 

事実、志半ばで活動を諦め、
辞めてしまう協力隊員を
何人も見てきました。

ここ木祖村においても、
これまでに協力隊として着任した
11名のうち6名が
この地を去っています。

木曽郡内ほかの町村においても同様です。

 

。。

。。。

これは、地域おこし協力隊に
限った話ではありません。

これから移住者を受け入れ、
関係人口を増やしていく上でも、

木祖村にとって、
木曽地域にとって、
大きな問題であり、
大切なことです。

 

だからこそ、ぼくは

人と人との間で
伴走伴歩し続ける

ことを掲げて
取り組むことに決めました。
歩き続けることを誓います。

ここに決意を表明します!!

 


おっといけない

思わず立ち上がり、
息を荒げてしまいましたね。

ちょいと、ひと息いれましょう。
もうちょっとだけ続くのです。

あ、トイレ行ってきますね。

もうちょっと、協力隊を続けます

決意はよいけど、何するの?
そう思った方も多いでしょう。

上で述べた課題に対して
ぼくが果たせる役割は、
ぼくが取り組むべきことは、

行政担当者や現役隊員だけでなく、
協力隊OBOGや、受入団体、地域の方々を
巻き込んで物事が進められるような
「仕組み」作りとその運用だと考えます。

ついては、
地域に根ざした
仕組み作りを実践して、
基盤を築くために、

協力隊期間を1年間延長し、
4年目の活動とすることにいたしました。

所属先である木祖村役場
出向先である奥木曽グリーンリゾートと
協議を重ねて悩みに悩んだ結果です。

人と人とを繋ぐ
コーディネーターという役割において、
コロナ禍の制約がたいへん重い障壁と
なっていたことが、理由となります。

コロナ禍の収束が見え、
直接会っての交流や
催物が可能となった今、
伏線を回収するかのごとく、
これまでに出来なかったことを含め、
全身全霊で取り組んでいく所存です。

コーディネーターとして
地域に根ざした生業を作ってみせます。

 

以上、新年にあたっての思いと
コレカラを語らせていただきました。

長らくお付き合いいただき
本当にありがとうございました。

 

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