木工家としての自身の経験を活かしつつ
木祖村での木工振興に携わる桑葉隊員
木祖村の木工振興と向き合い、活動を続ける

地域おこし協力隊として木祖村に赴任し、
いよいよ最終年度となる集大成の年を迎えました。
これまで私は、村内の用事や家具製作取付、
村外の個人のお客さま向けの特注家具の製作、
図面の設計から現場での施工まで一貫して携わってきました。
個人的にも村への貢献度は一定摂れたのではないかと思っています。
そんな私が日々モノ創りで大切にしているのは、
単に「創ることが好き」という気持ちだけにとどまらない、
プロの「職能」としての実直なものづくりです。
木祖村という良質な材が育まれる素晴らしい環境のなかで、
それぞれの木が持つ性質や個性にしっかり耳を傾け、
その素材が一番活きる形を導き出すことを第一歩としています。
これまでの活動の軸となっているのは、
建具職人での伝統的な技法と、
家具の立体的な機構を組み合わせた独自の技術です。
新品の時が一番美しい状態ではなく、
修理をしながら世代を超えて、
何十年、百年先まで愛着を持って使い続けられるような、
確かな品質の木製品を生み出すことを目指しています。
協力隊の任期終了後も、
村のモノ創り拠点「輪嶋屋木工芸」として
本格的に事業を展開していくことになっています。
33年後のヴィンテージ108年後のアンティークを創る職人として
これからも村の豊かな木材を活かし、
次代に引き継がれる資産となるような製品を
この地から丁寧に生み出し続けます。
お世話になった村の皆さまへの感謝を胸に、
これからも確かな技術で地域の木工振興に貢献していきたいと思っています。



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